自己破産の流れ
まず、自己破産の手続きを自分で行うのは大変です。
自己破産という方法がベストなのか?個人再生の方が良いのか?などを
事前に債務整理に強みのある弁護士に相談するのがベストです。
当サイトおすすめの法律事務所こちらです。
どちらも無料相談を行なっているのでまずは相談してみて下さい。
弁護士に相談というと高額な報酬が必要だと思いがちですが、
着手金0から可能なので支払い方法なども相談してみましょう。
このページでは以下のような自己破産前に知っておきたいポイントについて書いています。
自己破産の流れ、手続きについて
自己破産は検討している人は、自己破産手続きの流れを把握しておくことが大切です。
知らない人や初めての人にとっては、その手続きは複雑に見えることがあります。
しかし、理解しようとすれば、決して難しいものではありません。
それらの流れを事前に理解しておくことで、申請者は、申請中や申請後のスケジュールを計画することができるので、効率的に進めることができます。
では、具体的に自己破産の手続きは、どのような流れで行っていくのでしょうか。
まず、自己破産の申し立ては、地方裁判所に書類を提出することから始まります。
提出する書類には、破産手続き開始の申し立てと免責許可の申し立ての二つの書類があります。
そして、その後、地方裁判所で裁判官から破産に関する面接や質問を受けることになります。
これは、破産することが望ましいかどうかの判断をするためのものです。
判断が行われ、その結果破産開始の決定がなされた場合、状況に応じて、破産管財人が選任されたり、同時廃止の決定が下されることになります。
申請者に残された財産がある場合は、破産管財人によって、債権者に処分されることになります。
また同時廃止の場合は、その決定から1〜2ヶ月後に、免責許可の決定がされることになります。
その後官報で公表されことになりますが、これによって借金が帳消しされることになります。
これで自己破産手続きの申請は完了することになります。
自己破産手続きの前に
借金返済などで最後の方法として自己破産があります。
全ての借金が帳消しになるので、債務整理の中でも最も強力なものです。
しかし、その最後の方法を行う前に確認しておかなければならない部分があります。
それはまず借金をする時というのは、多くの場合で保証人を立てて借金をします。
特に連帯保証人は借金をした人と同等の返済義務を負っていますので、自己破産をした時には借金は連帯保証人へと移行してしまいます。
連帯保証人をしてくれる人というのは、大事な友人や親族という事が多いので、自己破産によって関係性が崩れる恐れもあります。
そのような事態を避ける為にも、まずは連帯保証人がいる際には相談などをしましょう。
連帯保証人がいる借金のみで大変な場合には、自己破産を避けて違うアプローチをした方が良いです。
また、大事な友人や親戚から借金をしている場合も同様です。
法的には債務は消えますが、人間関係が続く限り感情的な借りは消えません。
そして、最近は100万円程度の借金で自己破産をしてしまう人もいるようですが
返せる範囲なら任意整理など利息を増やさずに返済する交渉をする方が良いかも知れません。
このように本当に自己破産がベストなのか?ということも
事前に債務整理について詳しい弁護士に相談しておいた方が良いポイントです。
自己破産の職業制限
自己破産には他にも職業制限があります。
職業制限は制限付きの措置でありますが、これまで長年に渡って積み重ねてきたもの全部失いかねないものです。
普通の会社員であっても大変ですが、弁護士や会計士といったものであれば継続的な仕事も多いので、一度失うと苦しくなります。
上記2点に当てはまるようであれば、マイナス面を考慮した方法の構築をする方が良いし、
自己破産は最後の方法ではありますが、内情を知ってから選ぶ方が良い方向に進む事もあります。
自己破産は自分でするか?依頼するか?
自己破産は頑張れば自分でもできます。
ですが、個人的には弁護士に相談する事をおすすめします。
その理由と弁護士選びのポイントについて説明します。
自己破産は人生をやり直すために国が与えてくれたチャンスです。
返すあての無い借金に追われて生きた心地がしない人には、胸を張ってその権利を行使して欲しいと思います。
その一方で安易に自己破産を勧める訳でもありません。
やはり自己破産は一生ついて回る事実です。
自尊心が強い人はしばらく立ち直れないくらい意欲を無くす場合もあります。
当然ですが持っている資産はすべて没収されます。
家や土地などがある場合は個人再生の方が有利かも知れません。
その他にも借金に過払い金が発生していないか?
借金自体が減額できないか?
など自己破産をしなくても良かったケースもたくさんあります。
そういった判断をするのに今自分が持っている情報だけで判断するよりも
多くの同様のケースを見ている弁護士に相談した方がベストな解決方法が見つかるでしょう。
自己破産を依頼しようと決めた時、次に迷うのが司法書士、弁護士どちらに相談するか?という事です。
違いとしては司法書士はあくまで書類作成の代理人だという事です。
事務所によって違いますが、司法書士の方が弁護士よりも費用が安くなる場合がありますが、
以下のようなデメリットがあります。
- 裁判所に行って代弁する事ができない
- 140万円を超える過払いがある場合に返還交渉ができない
- 法律行為は弁護士法72条によって原則、弁護士以外の者は行えない
- 破産再生の際は裁判所に別途15万円ほど費用が発生する
これらの事から特別な事情が無ければ弁護士に依頼した方が有利だと思います。
自己破産をはじめ、債務整理をする上でもっとも重要なのが弁護士選びです。
どうすればベストなのか?という判断はその弁護士の経験に依存しますし
債権者との交渉もその弁護士が代理で行ってくれるわけですから重要です。
弁護士選びは次のポイントをチェックしてみましょう。
- 債務整理を豊富にこなしているか?
- 支払う報酬が明確か?
- 無料で相談に乗ってくれるか?
ここが最も重要なポイントでしょう。
弁護士といっても事務所によって得意とする事はさまざまです。
経験が豊富であれば適切なアドバイスも貰えますし、仕事の流れができているので費用も安くなります。
特に家族や職場に内緒で債務整理したい方は専門の弁護士にお願いしましょう。
弁護士報酬は様々な名目で費用が計上されたりと分かりにくかったりします。
ホームページ上で費用が掲載されてなく、まずは電話や来所を促すところは避けたほうが良いでしょう。
相談に行ったら依頼する前に必ず支払う総額を確認するようにしましょう。
結局、弁護士は人です。
人間同士の相性や信頼できるか?
誠実に相談に乗ってくれるか?
この先良い関係が保てそうか?というのはとても重要だと思います。
そこでまずは無料相談に応じてくれる事務所を選びましょう。
上記のポイントで選んでおすすめの弁護士事務所は?
どちらも東京の事務所ですが、全国対応で無料相談もあります。
費用なども明記されているので安心です。
特にフェア&スクエア法律事務所は何度でも相談無料とかなり良心的だと思います。
借金問題は先延ばしにしてはいけません。
悩んでいる方はまず無料相談に申し込んでみ、解決への一歩を踏み出しましょう。
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